【豊田勇造(とよだゆうぞう)】 -
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勇造氏は、関西フォークの草創期から一貫してメッセージソングを歌い続ける数少ないシンガーソングライターのひとりだ。常に時代をはっきりと見据えたような鋭い切り口の歌と、ブルーズを基本にしたリズミカルなギター演奏は高い評価を得ている。日本全国を年間100回ほどのペースで巡るなど、ライブを中心に勢力的に活動している。
1984年、日本ツアー中のタイのカラワンバンドと知り合ったことをきっかけに、タイとの交流が始まった。それ以降はタイでもライブを行なうようになり、2007年3月に発表した12枚目のアルバム「夢で会いたい」はバンコクでレコーディングをしている。
飯田市では毎年4月に恒例ライブがあるが、2006年には市内中学校文化事業で、2009年には映画「空とコムローイ」飯田上映同時企画でコンサートを行なっている。
2011年から『フリーライブ東日本勇造ファン支援ライブプロジェクト「さあ、もういっぺん」』が始まる。
【プロフィール】
1949年京都市中京区壬生で生まれる。兄の影響で小学校5年生よりギターを手にし、高校2年で「ヒロシマ」を自作し、フォークコンテストに入賞。同志社大学に入学後、「ベトナムに平和を!市民連合」などの平和運動に関わるかたわら、本格的に音楽活動を始める。
1974年レコードレビュー。以来、日本各地で演奏するだけでなく、71年復帰前の沖縄を振り出しに、アメリカ、メキシコ、インド、パキスタンなどを旅し、さまざまな出会いを重ねて、独特の音楽世界を作り上げる。
1984年タイのバンド、カラワンと出会い、アジア世界に踏み込む。以来、タイを中心としたアジアも活動の場とする。
1993年「マンゴー シャワー ラブレター」リリース。米についての論文が毎日農業記録賞優秀賞を受賞する。
2002年6月には、音楽生活30周年記念コンサートを京都の拾得で3夜連続で行う。
2009年6月6日に京都円山公園野外音楽堂で「60歳6時間60曲フリーコンサート」を敢行。
2011年『フリーライブ東日本勇造ファン支援ライブプロジェクト「さあ、もういっぺん」』を始める。
2019年7月6日、京都円山公園野外音楽堂で「70歳70曲フリーコンサート」を行なう。